かなり暖かくなってきましたね。季節はもう完全に春です。
春と言えば、やっぱり桜です。で、桜(さくら)と言えば馬肉、そして馬肉と言えば馬肉を使用した鍋料理の「さくら鍋」ですよ。
昔はけっこうあちらこちらで食べられていたさくら鍋。今では食べられるところも少なくなってきているようです。私も一度も食べたことないんですけど、いつか食べてみたい!
そんな中、今でも東京でさくら鍋を食べることの出来るお店を今日はいくつかご紹介してみたいと思います。
目次
そもそも「さくら鍋」とは?
分かりました。説明しましょう。
馬肉を使った鍋料理。すき焼きのような形で食べますが、味噌で味付けするという特徴があります。 馬肉は低カロリー・低脂肪のヘルシーなお肉なので美容に良いとして、古くから女性に人気のある鍋です。
桜鍋を食べることが「馬力をつける」の語源と言われています。
東京でさくら鍋を食べることが出来るお店3選
では、東京でさくら鍋を食べることが出来るお店を3つ紹介していきましょう。
【肉の部位が選べます】桜なべ 中江(ナカエ)
引用:桜なべ中江HP
住所 | 東京都 台東区 日本堤 1-9-2 |
営業時間 |
火~金 17:00~22:00(L.O.21:30) |
定休日 | 月曜日 |
URL | http://www.sakuranabe.com |
さくら鍋一人前の値段 | 2,580円(ロース肉)(税込) |
なんと創業110年という歴史をもつ、老舗さくら鍋専門店です。明治38年創業ですよ。そんな時代からさくら鍋を守り続けているというのがスゴイです。
国の文化財にも登録されている建物が店舗となっているそうです。趣のある店舗でさくら鍋を食べれば、まるで明治・大正時代にタイムスリップしたかのような気分になりそうですね。
中江では、北海道で生まれ九州久留米の牧場で育てられた馬の肉のみ使っているんです。
まれに肉が売り切れ牧場から新しい肉が届かないときは、臨時休業してしまうこともあるとのこと。どれだけ、肉の品質にこだわっているんですね。
ロース・ヒレ・バラ・サーロインといった様々な部位のお肉を使用しています。色々な味を楽しめるんですんね。
【小さなお子様も歓迎】土手あつみや
引用:土手あつみやHP
住所 | 東京都 台東区 日本堤1-8-4 |
営業時間 |
月~土 |
定休日 | 日曜日 |
URL | http://atumiya.jp/ |
さくら鍋一人前の値段 | 2,100円(税別) |
土手あつみやも古くからこの地にお店を構える、さくら鍋の名店です。
こちらのお店は3階建てとなっており、2階・3階は30名が入ることの出来る宴会場となっています。
こういう名店って小さいお子さんとか連れてくのに、少し気が引けませんか?
あつみやのホームページに書いてあるのですが、「小さなお子様もお越しください」とのこと。これはありがたい配慮ですね。
あつみやでは長野県信州産の馬肉を使っています。信州産はサッパリとした味の赤身が特徴。
馬刺しや握り寿司といったメニューもあります。
特に気になるメニューは「玉子焼き」。
引用:土手あつみや 玉子焼き
ふんわりしていて、口の中でとろけそうです!
【お土産充実】桜なべ みの家
引用:みの家HP
住所 | 東京都江東区森下2-19-9 |
営業時間 |
月~土 日・祝 |
定休日 | 火曜日 |
URL | http://www.e-minoya.jp/ |
さくら鍋一人前の値段 | 2,200円(税込) |
こちらも歴史あるさくら鍋屋さん。創業明治30年ですって。凄いなー。
こちらで使用している馬肉は、青森とカナダの牧場から仕入れられています。旨味を出すために2~3週間熟成させているそうです。
最大の特徴は、使用している部位へのこだわりです。馬の鞍が置かれている辺りから腰にかけての部位だけを使用しています。この部位は肉の質がキメ細かくスジも入り組んでないそうです。
お土産が充実しているのがこのお店の特徴のひとつ。「桜肉の燻製」に「馬の油」そして「桜肉の煮つけ」があります。
みの家の気になるメニューは「あぶらさし」です。
引用:桜なべ みの家HP
これは馬のたてがみの下の部分を刺身にしたもので、独特の歯ごたえと甘みがあるとのこと。これは一度は食べてみたいですねー。
今回は東京のさくら鍋専門店を3つご紹介してみました。またいろいろなところの鍋のお店を紹介してみたいと思います。
では!