春の陽気を感じる日が増えてくるこの季節、スーパーやホームセンターでは、鍋グッズが安売りしていますね。なかでも”鍋”が安く売っていたりします。
こういう時には鍋の買い替えをしたいところですね。特に「土鍋」なんて欲しくなりませんか?
私も土鍋が欲しくなったので、いろいろと土鍋のことを調べてみました。今日はそうして知った土鍋のメリット・デメリットというものをご紹介いたします。
目次
土鍋の最大のメリットとは?
では最初に土鍋の良い面ををみていきましょう。まず最大のメリット。それって何だと思います?
確かにそういう機能的な面もありますが、やはり、「鍋料理が美味しそうに見える」。これが第一ですよね。
土鍋のメリット➀ 鍋料理が美味しそうに見える
どことなく暖かみのある色をした土鍋。そこへぎっしりと詰め込まれたホクホクの具材たち。
どう見たって、美味しそうに見えますもんね。
特に茶色系の色の土鍋だと、暖かみがあってより美味しさが増しそうです。
しかし、見た目も大切ではありますが、実際に食べて味が良くなかったら意味がありませんよね。
もちろん見た目だけではありません。機能的にも味をアップさせる要素があるんです。
では先ほど少し出た、機能面の特徴もみていきましょう。
土鍋のメリット② 熱伝導率が低いから中身が冷めにくい
皆さんご存知のように、土鍋は陶器です。だから金属鍋と違って熱伝導率(熱の移動のしやすさ)が低いんです。要するに熱が逃げにくいということ。
だから一度中身が熱を帯びれば、簡単には冷めないようになっています。余熱だけで素材に熱を通すことも可能なんです。
土鍋のメリット③ 煮崩れしにくい
具材が煮崩れしにくいというのも、土鍋の特徴のひとつ。例えばおでんのメイン具材「だいこん」は煮込み過ぎると割れやすくなって箸でうまくつかめないとか、ひどい時には鍋のなかで姿かたちが無くなっているなんて場合も・・。
では、なぜ土鍋だと野菜が煮崩れしにくくなるのか?それは低温のまま煮込むことが出来るからなんです。
野菜を煮崩れしない硬さにもっていくには、低温(60℃程度)で長時間コトコト煮込むことが必要。だから火にかけても温度がじわじわとしか上がっていかない土鍋は、煮崩れ防止にはもってこいなんですね。
土鍋のデメリットは?
以上のようなメリットもありますが、良いところがあれば悪いところももちろんあります。ではデメリットを挙げていきましょう。
土鍋のデメリット➀ 割れやすい
もうこれは言わずもがな。落とせば即ヒビですよ。陶器で出来た土鍋の運命です。
土鍋のデメリット② 重い
陶器ならでは。収納する場合、取り出しやすい位置に置くようにしましょう。
土鍋のデメリット③ 調理に時間がかかる
良いところと悪いところは表と裏の関係。熱伝導率が低いということは、調理に時間がかかるとも言えますね。
まとめ
メリット・デメリットをまとめてみましょう。
メリット ・熱伝導率が低いから中身が冷めにくい・煮崩れしにくい デメリット ・割れやすい
・重い
・調理に時間がかかる
このようにメリット・デメリットいろいろあるので、「土鍋を買うか金属鍋を買うか迷っている」という人は、これらを参考にして購入の判断にしてみてくだい。