いよいよ3月。春になりましたね。温かい日々がやってくるわけですけど、この季節には多くの人に「ある症状」が出始めて、ツライ日々を過ごすことになります。
その症状とは「花粉症」です。症状が重たい人にとって、非常にツライ問題です。
そんな花粉症、食事で症状を和らげることが出来る食事療法なんてのがあるんですが、実は鍋を食べるのがかなり効果的なんです!
今日は、花粉症の症状を和らげるのに鍋が効果的という二つの理由をお話ししましょう。
目次
そもそも花粉症はなぜ起こるのか?
鍋に花粉症が効果的ということを語る前に、まずは花粉症というのはどうやって起こるのかを知りましょう。
花粉症が起こる仕組み
①春ごろになると、スギやヒノキといった植物の花粉が空気中に舞い散る
②その花粉が人間の体内に入ると、身体が花粉を「異物」として判断してしまう。
③身体がその異物を体外に出そうとして、くしゃみ・鼻水・涙という症状が発生する。
④その症状が悪化しひどくなると、「花粉症」になる。
という流れで起こるわけです。
花粉症を抑えるためのポイントは?
ここまでの流れの中で花粉症の症状を抑えるには、出来るだけ空気中に花粉を飛び散らせないこと。そして、花粉が体内に入っても、過度な反応を起こさせない(免疫力を上げる)ことが重要になってくるのです。
そういうことなんです。そこに鍋が重要な役割を担ってくるというわけなんですねぇ。次で鍋が花粉症に効果的な理由をお話ししましょう。
鍋が花粉症を抑えるのに効果的な理由二つとは?
その1) 鍋をやる時に部屋の湿度が上がり、空気中の花粉が少なくなる
鍋をやると調理中、そして食べている最中も、部屋の湿度が上がります。それはスープが少しづつ蒸発するから。
部屋の湿度が上がると、空気中に増えた湿気が、花粉に吸いつきます。湿気に吸い付かれた花粉は重くなってしまい、床面に落ちるんです。
だから空気中の花粉が減り、体内に入ることも少なくなるんです。
それを実際に検証した記事があるので、そちらも参考にしてみてください。
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加湿器を使用するのも良いですが、美味しい鍋を食べながら花粉症を抑えることが出来るなら、一石二鳥ですよね!
では、もう一つの理由いってみましょう。
その2) 温かい鍋を食べ体内を温めることで、免疫機能が活性化される
体内に花粉が入り身体がそれに過剰に反応してしまうと、くしゃみや鼻水といった症状がひどくなるのですが、そこには人間の免疫力が関係してきます。
免疫力が高ければ体内に花粉が入っても、身体は過剰な反応を示さなくなります。要するに、くしゃみや鼻水といった症状がひどくなりません。逆に免疫力が低いと、それらの症状がひどく表れるのです。
なので、症状を和らげるには身体の免疫力を高めることが大切になります。
その免疫力を高める方法として、温かい食品を食べ身体の中を温めるというものがあるのです。
体温が1℃上がることで、免疫力はなんと4倍~5倍もアップすると言われているんです。なので、温かい鍋を食べて身体を温めるというのは、非常に効果的なんですよね。
花粉症にもっとも効果的な鍋は「しょうが鍋」
身体を温める効果があると言われている食品のひとつに、「しょうが」があります。そんなしょうががスープにたっぷりと溶け込んでいるのが、「しょうが鍋」です。身体を温めたいならぜひともおすすめです。
部屋の湿度が上がり体温も上がるしょうが鍋。花粉症に苦しむかたは是非とも食べてみてください。