食べやすく子供に大人気の鍋と言えば「トマト鍋」ですよね。甘みたっぷりのトマトの香りが、食欲を刺激します。
そんなトマト鍋、いざ作って食べてみると「あら。イマイチ・・・」なんて感じてしまうことがありませんか?
楽しみにしていた鍋でイマイチと感じてしまう・・・。そんなことがあると、お子様もトマト鍋を嫌いになってしまう可能性も。
でも、ご安心ください!今日はそんなイマイチと感じてしまうポイントと、その解決方法を教えちゃいたいと思います。
教えちゃいましょう。ポイントは「2つプラス1」の、合計3つでございますよ。ご査収くださいませ。
目次
トマト鍋が「イマイチ・・・」と感じてしまうポイントと、解決方法
ではイマイチポイントと、その解決方法を一つづつ見ていきましょう。
《イマイチポイント➀》 キャベツに味が染みていなくて、美味しくない・・・
まずはこれ。トマト鍋のメイン具材である「キャベツ」に関することです。
トマト鍋に限らずですが、キャベツって味が染みにくいと感じませんか?どうも同じ葉物野菜の白菜と比べて、味が染みにくいような気がします。
なぜキャベツは味が染みにくいのか?その理由はイマイチ分かりません・・・。ただ、キャベツってとっても甘いじゃないですか。あの甘さが強いから、味が染みにくい・感じにくいんじゃないかなと思います。
《解決方法➀》 小さめに切りましょう
味の染みにくいキャベツ。通常鍋に入れる時は、”ザク切り”もしくは”ブツ切り”にしますよね。それだと一枚が大きくなるので、味が染みにくいんです。
なので小さめに切って入れてみてください。とくにおすすめは”千切り”。千切りにすれば、中まで味が染み込みやすいです。ふにゃふにゃになりやすいけどね。
《解決方法②》 キャベツはとにかくよく煮込みましょう。特に”冬キャベツ”の場合はね
キャベツには種類があるんですね。”春キャベツ”と”冬キャベツ”です。
どう違うのかというと、名称そのままで、獲れる時期が違うためにこのような呼び方になっているんですね。で、11月頃から3月頃に収穫される冬キャベツは、葉が分厚いといった特徴があるんです。分厚い葉っぱは、どう考えても味が染み込みにくいです。
なので、冬キャベツを使う場合は、しっかりとしっかりと煮込みましょう。しんなりとするまで煮込めば、味が染みやすくなるよ。
そうですね。そうならないために、別の鍋で湯がいておくとイイですね。そうすればスープが減る心配はなくなります。
《イマイチポイント②》 鶏肉を食べたら、”何か”が歯に引っかかる・・・
これもよくありがち。トマト鍋のメイン具材”鶏肉”に関するイマイチポイントです。たまに歯に引っかかりますよね、何かが。
あの正体は皆さんお分かりの「スジ」でございます。鶏の筋肉のスジです。あのスジは特に、鶏もも肉に多くついているんですよね。
これへの対策は、簡単に打つことが出来ますよね。
《解決方法》 下処理してある鶏肉を買ってきましょう
購入した時から下処理してあるものを選べば、こんな目に遭いません。
スーパーでたま~に見かけるのが、「下処理済」とラベルの貼られたもの。そういうものがあれば、それを買っちゃいましょう。もしくは、から揚げ用の小さくカットされたものを買いましょう。あまりスジが付いてないかも?
まあ最初に自分で下処理をしてしまうのが、一番確実ですね。味の素さんのHP「AJINOMOTO Park」に下処理の仕方が丁寧に説明されているので、それを参考に処理してみてください。
鶏肉の下ごしらえ・切り方 :AJINOMOTO Parkより
以上二点のイマイチポイントを解消すれば、より美味しくトマト鍋を食べることが出来ますよ。
さあ、ここから、トマト鍋をより美味しく食べるためのポイントを一つ、追加で教えちゃうよ。
これをやればトマト鍋がより美味しく食べられる!
シメをリゾットにした場合は、少し焦がして”お焦げ”を楽しんじゃいましょう
トマト鍋のシメと言えばパスタもイケますが、やっぱり定番はご飯を加えて作るリゾットですよね。
そんなリゾット、スープが完全になくなるまで熱をかけて、”焦がし気味”で食べてみてください。このお焦げ部分がメチャクチャ美味しいんです。
特にチーズリゾットにした場合は尚更。チーズとトマトの焦げた香ばしさは、もうたまらんです。
作り方のポイントとしては、ご飯を投入する前にある程度スープを減らしておくのが良いですね。こうしておけば、焦げやすくなりますよ。
まとめ
今回はトマト鍋をより美味しく食べるポイントを紹介しました。
ポイント➀ キャベツは味が染みにくいので、しっかりと煮込む。もしくは、味が染みやすいように小さく切りましょう
ポイント② 鶏肉の”すじ”は食べるといい感じがしないので、あらかじめ下処理してあるものを買ってきましょう
ポイント③ シメでチーズリゾットをやる場合、焦がし気味にして香ばしい”お焦げ”を楽しんじゃいましょう
以上のことに気を付けて作り、美味しく食べちゃいなよ!